北海道三味旅
〜その3・終〜
2008年12月23日〜24日の1泊2日、家族全員で北海道を旅しました。家族サービスが中心で駅弁メインの旅ではないため、北海道の味覚を十分に堪能しつつ、でも帰宅後も北海道の余韻に浸ろうという意図で、最後に新千歳空港にて北海道で最も有名なジンギスカンのブランドを冠した空弁を買いました。駅弁「北海道の三味(みっつの味=ほっけ、カニ、ジンギスカン)」の3つ目は新千歳空港の空弁「松尾ジンギスカン ジントロ弁当」です。
今回は空弁です。札幌バルナバフーズの調製。「空弁」マークがありますから、ジャパンフーズシステムも絡んでいます。と言うより、北海道で一番メジャーな松尾ジンギスカンが羊肉やその味を提供したコラボ弁当だというのがスゴイですね。これは駅弁にも応用できるはずで、すでに「富士宮やきそば」弁当でも成功していますが、今後このようなコラボが増えていけば、駅弁大会進出の次の駅弁生き残り策として有効かも知れません。
しかも、食べ方が新鮮ですね。私はジンギスカンが大好きで、特に松尾ジンギスカンはよく通販などでも取り寄せます。しかし、すき焼き風の半熟玉子だけならまだわかりますが、そこにとろろ芋まで混ぜて食べるとは初めて知りました。付け合わせにバター醤油味の南瓜、人参煮、大根つぼ漬け、リーフレタス。タレが添付されています。
下の画像はこのお弁当の食べ方を説明したパッケージの裏です。こうして食べることで味や羊特有の臭みがマイルドになるのだと思われます。
この弁当は次女がほぼ完食しました。例によって一口だけくれと懇願し、とろろ芋と半熟玉子がまったりと混ざった羊肉を食べることができました。確かに羊の臭みは個人の感覚として100パーセントなくなり、とってもマイルドな味がしました。しかし、不覚にも混ぜ合わさった画像を取り忘れてしまいました。この空弁はスーパーの駅弁大会にも来るでしょうから、もし出会えればまた撮ることはできそうです。
結局、「駅弁行脚」と言いつつ、純粋な駅弁は1つも紹介できずに申し訳ございませんでした。でも、駅弁の新しい展開を見たような気もして、個人的にはちょっぴり嬉しい気もしています。最後までお付き合い下さり、どうもありがとうございました。
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