「母恋めし」に続く母恋駅弁の第２弾。この「ぐるっと美味しい噴火湾」は２００６年に新発売したそうですか、２００７年の中頃になって初めてその存在を知り、やっと手に入れることができました。
発売当初は「母恋めし」と同じ紙の容器を使っていたようですが、現在は竹の皮に包まれています。
見るからに新鮮そうな帆立貝を載せた炊き込み御飯のおにぎりが２個。ご主人のお話によると、やわらかい食感と強い粘りが自慢の北海道米「おぼろづき」を使用しているとか。
副菜は今やブロートン９９の看板商品「縄文スモークチーズ」をはじめ、季節によって変わるという一品（今回はコロッケ）、長茄子です。主菜のおにぎりをひっくり返したら甘辛く味付けされた貝ひもが見えました。もちろん帆立の貝柱は新鮮で、まるで刺身のような歯切れの良さがあり、甘いです。
薫製のチーズについては言うまでもなく旨すぎます。これほど濃厚に凝縮された味のチーズは滅多に食べられるものではありません。通信販売でも買い求めることができますので、これはぜひ試してください。
そして、季節によって変わるという一品は今回はチーズをちょこんと載せたコロッケ。以前はトウモロコシだったこともあるそうです。今回のコロッケは中のジャガイモが肉じゃが風に味付けされており、とても美味しいです。ご主人の話によると、物産展でこのコロッケだけでも出品して欲しいという依頼まであったとか。長茄子も地元で収穫して漬けられたもののようで、口直しとしては最高です。
噴火湾周辺の海と山の幸にこだわった駅弁は化学調味料、添加物、合成保存料の一切を使用せずに作られています。ぜひこの豊かな味をみなさんも一度お試し下さい。１個の注文だとチルド航空便が道外で１２６０円かかりますので、駅弁よりも高くついてしまいます。「母恋めし」か「縄文スモークチーズ」も一緒に買われることをオススメします。なお、メールでの注文よりもＦＡＸか電話での注文がよろしいかと。私は最初メールにしたのですが、４日後に心配になって電話したら、不着だと言われてしまいましたので。電話だと早ければ次の日に着いてしまいますよ。お支払いは①郵便振替 ②代引きのいずれかです。
上は２００７年８月７日の室蘭駅の様子。砂丘の白兎さんが撮影しました。左は室蘭のシンボル、測量山。右は交流特急形７８１系特急「すずらん」。私の兄嫁はここ室蘭の出身で、母恋駅には中学生の時に降りて以来、ごぶさたしていますが、久しぶりに母恋駅に下車してみたくなりました。トンネルなのに窓を閉めず、顔がすすけてしまったＣ５７に乗って降り立ち、硬券入場券を買った以来に。。。
上は２００８年２月９日、はやしさんが撮影した母恋駅の様子。下はその時に購入した「ぐるっと美味しい噴火湾」。貴重な画像どうもありがとうございました。
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