山陰シブイ駅弁の旅 〜その3〜

2006年10月7日、津和野からスタートした島根県内駅弁旅は益田から乗車した「スーパーおき2号」で松江に下車したところで小休止。この日は松江に宿泊しました。「宍道湖七珍」の代表格、全国でも珍しい大和しじみをメインに使用した駅弁をご紹介しましょう。画像は宍道湖です。

    

「宍道湖七珍味」。汽水湖であるがゆえに郷土色豊かな魚介類が豊富です。宍道湖七珍味は「すもうあしこし」と覚えるそうです。 す・・・すずき  も・・・もろげえび  う・・・うなぎ  あ・・・あまさぎ(わかさぎ)  し・・・しらうお  こ・・・こい し・・・しじみ その「しじみ」をふんだんに使用しています。

    

2006年10月8日に購入の「大和しじみのもぐり寿し」。松江の地ビールと一緒にいただきました。

    

蓋を開けると敷き詰められたシジミの中に宍道湖の夕景に見立てた紅ショウガと夕陽に映えるさざ波を錦糸玉子と白魚で彩り、宍道湖名産モロゲエビとトビウオのかまぼこ野焼きなどの副菜もついています。もちろん寿司飯の中にもシジミがもぐっています。

    

下の画像は中海ですが、ここでも大和シジミは捕れるのでしょう。

    

下は1996年1月27日に購入した「大和しじみのもぐり寿し」。

             

下は2004年11月12日購入。上の頃と比べて内容がリニューアルしたようです。たっぷりの大和しじみに鰻の蒲焼き、そして白魚、錦糸玉子が載っています。

  

下は2008年10月4日、砂丘の白兎さんが松江駅で購入した「蟹としじみのもぐり寿し」。貴重な画像どうもありがとうございました以下はコメントです。

「価格は1100円。調製はもちろん一文字家さんです。 蟹と蜆の組合せは松江らしいですね。 共に地元の物を使っているので、味は申し分ないです。 おかずの部分の中央に白い食品がありますがこれは説明を見ると「かにしんじょ」でいわゆる練り物系になります。口当たりはフワフワしてとても美味しかったです(^-^)」

     

下は2008年11月16日。「蟹としじみのもぐり寿し」。

    

松江開府400年と松江駅開業100年を記念したお弁当です。2008年秋の新作弁当。

    

シジミの磯の香りがカニの風味を引き立てて、カニ味噌と一緒に食べているような錯覚に陥ります。カニとシジミのハーモニーが抜群の駅弁です。

    

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