瀬戸内駅弁旅 〜その2〜

2010年3月27日、小倉から新幹線で出発して徳山、福山を経てしまなみ海道のバスで四国の今治まで移動しました。福山では本来岡山駅で売られている藤徳物産の弁当がありました。しまなみ海道を走るバスの中でいただきます。

    

2010年3月27日、福山駅で購入した「倉敷・下津井産たこめし弁当」900円。2008年11月24日にはやしさんも岡山駅で購入されています。その時の画像が下です。この駅弁は当時から福山駅でも売られていたようです。

    

下は2010年3月27日のもの。「1個」でも「1本」でも「1折」でもなく「1舟」と書かれ、ふくさに包まれているのは変わりません。

    

福徳物産の別名となるのでしょうが、「清音の里」とは「きよねのさと」と読みます。たこ飯の中にも煮たこが隠れていて良心的です。

    

下津井の海で漁師が捕れたばかりのタコをぶつ切りにしてご飯と一緒に炊いたのを再現しているというお弁当です。唐揚げや野菜の煮物、奈良漬けなどの副菜が付きます。

    

さて、下津井のたこと言えば。。。

以下は、はやしさんがご提供してくださった、厳密には駅弁を目指しましたが幻に終わったという駅弁です。以下はすべて、はやしさんのコメントです。はやしさん、ありがとうございました。
児島駅弁の創作を目指し1999年秋のせんい児島瀬戸大橋まつりで販売されました。巾着袋に掛紙を掛けた透明パックを入れていたと思います。児島商工会議所青年部のこじまっぷ委員会の発案で児島給食センターの調製です。瀬戸大橋まつりhttp://www.kojima-cci.or.jp/maturi/

    

掛紙と箸袋です。中身はシンプルなたこ飯だったと思います。児島駅弁は幻に終わりましたが、この後倉敷駅弁の備前焼の器入り弁当「地物下津井蛸めし」に繋がって行きます。http://kurashiki.to/magazine/mail/192.htm調製元は児島給食センターさんからのぞみ(弘道)さんに変わりましたね。

    

掛紙の絵図には下津井電鉄、関西急行フェリー、琴参鉄道とかつて下津井が最も輝いていた時代の四国連絡ルートが描かれています。 下電http://www.shimoden.co.jp/history/history.html

    

地物下津井蛸めしも2010年現在では倉敷駅から姿を消して久しいです。

 

下は再び2010年3月27日の「倉敷・下津井産たこめし弁当」。この蛸を育んだ瀬戸内海を渡って四国へ上陸します。

    


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