雪なし山陰駅弁旅 〜その1〜  

2011年2月19日から20日にかけて、冬の山陰を旅しました。サンライズ出雲での山陰入り。正月に大雪が降ったので心配していましたが、伯備線の山あいでは雪があったものの、着いてみれば全くなし。青空が晴れ渡る島根県の出雲市から兵庫県の浜坂まで、美味しい駅弁を求めて東進します。

      

出雲市駅に来ると必ず寄ってしまう駅構内の「黒崎」。駅弁の調製元でもあります。ここで「出雲そば」をいただき、一畑電鉄で出雲大社へ向かおうと思ったら、とんだハプニング。架線が切れてしまったようです。バス代行とは、それも良いかなと思っていた矢先、復旧して出雲大社へと出発しました。

      

ちょうど映画「RAIL WAYS」で脚光を浴びており、出雲大社前駅にはデハニ50が展示されていました。その昔、高校生の頃に乗ったのが懐かしいです。

      

さて、肝心の駅弁ですが、出雲市駅には「かに寿し」や「出雲そば弁当」などの有名駅弁がありますが、今回の主役は今どき珍しいワンコイン500円の幕の内弁当にスポットを当てました。下は2011年2月19日、出雲市駅で購入した「幕の内べんとう」500円。

     

鶏肉煮、焼き鯖、玉子焼き、かまぼこ、白身魚フライ、がんも煮、さといも煮、揚げ焼売、きんぴらごぼう、スパゲッティ、香の物まで入って500円というこの値段は非常に良心的です。

     

さすがに容器にはチープ感が漂い、そのせいでコンビニ弁当の雰囲気を醸し出していますが、冷めてもチンしなくて十分に美味しいところが全く違います。おかずの一つひとつも丁寧に作られており、さすが黒崎さんの仕事は素晴らしいです。

     

下は2004年10月15日、砂丘の白兎さんが、売店の駅弁紹介の展示物をカメラ付き携帯で撮影したものです。

                

下は2005年春に砂丘の白兎さんが購入したものです。画像のご提供どうもありがとうございます。

  

下は2006年1月17日、はやしさんが購入した「幕の内弁当」です。画像のご提供どうもありがとうございます。

     

1時間前までに予約が必要だそうです。値段は920円。2011年2月現在では存在が確認できませんでした。

     

下は2003年10月20日。この当時には2種類ありました。ごく普通の型押しご飯に卵焼き、かまぼこ、魚などが入ったお弁当です。

  

2011年2月19日の話に戻ります。この日は出雲大社に向かう前に、安来でどじょう駅弁を食べ、日本庭園でも有名な足立美術館に行きました。

      

そして、足立美術館の隣にあった安来節演芸館に立ち寄り、安来節とドジョウすくいを鑑賞しました。

      

ワンコイン500円の幕の内弁当はいつまでも続いて欲しいです。松江に向かいました。

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