甲信周遊駅弁の旅〜その3〜

2006年8月15日、大月を出発して小淵沢発9時41分の小海線臨時快速「やっピーくん」で高原気分を満喫した後は、終点中込で普通列車にリレーし、さらに佐久平駅で長野新幹線に乗り換えます。ここでは信州の山の幸の駅弁を味わいます。

     

小海線ホームから新幹線ホームに向かう連絡通路でまずは1枚。新幹線ホームよりも在来線ホームの方が上に位置しているという駅は珍しいですね。

     

残念ながら(上田駅も含め)新幹線コンコース内にあった「ひしや」の駅弁売店は2006年3月末をもって長野駅弁・ナカジマ会館の売店に変わってしまいました。しかし、今でも電話予約さえすれば、新幹線改札口の前で、ひしや調製の駅弁を受け取ることはできます(なお、しなの鉄道の小諸駅売店では普通に駅弁を購入できます)。「ひしや」弁当店0267−22−0419。

「あさま515号」で上田までのたった10分間の新幹線旅行。上田駅では「しなの鉄道」に乗り換えます。

     

しなの鉄道の車内で撮影した佐久平駅・ひしや「栗おこわ弁当」です。850円。

     

山菜と栗おこわをふっくらと炊きあげてあります。ごま塩をふりかけて食べます。

     

どこか懐かしい、秋の田舎の雰囲気を醸し出しているお弁当ですね。お土産にもいいと思いますよ。

     

さて、列車は12時34分に長野駅に到着し、ここからゆったりと「ひしや」の駅弁を食べたいがために、今度は特急「ワイドビューしなの14号」に乗り換えです。12時50分発車。

     

この駅弁は信州牛が多すぎて、下のごはんが見えないほどです。これで950円はお買い得です。

     

りんごで育ったという信州牛のすきやき煮。その下にはしらたき蒟蒻も。ゆで玉子、枝豆、金時芋も入っています。

     

アルミホイルで包まれている金時芋は甘すぎないで、ちょっと上品なお味でした。

     

駅弁を平らげ、リクライニングを倒し、優雅な気分で姨捨山などの車窓風景を眺めていると、特急列車はもう松本駅に到着体勢をとっています。ここからも混雑を避けて特急列車を乗り継ぎますが、その前に買っておきたい駅弁がありました。


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