甲信周遊駅弁の旅〜その4〜

2006年8月15日、小淵沢から小海線でゆったりと佐久平へ、長野新幹線「あさま515号」でせわしく上田へ、しなの鉄道でガタンゴトンと長野へ、そして篠ノ井線を「ワイドビューしなの14号」でスマートに飛ばして13時40分、松本駅に到着しました。ここでのお目当てはイベント駅弁。この駅を起点とする大糸線がこの年に開業90周年を迎え、それを記念した駅弁が誕生しています。

     

2006年6月から販売されているという「大糸線開業九十周年記念あずみ野四季彩」です。

     

安曇野の特産をふんだんに使用した地域色あふれるお弁当です。

     

ごはん中心の5分割。山の幸が満載の駅弁ですね。 ドーンと中央に載っているのは虹鱒の甘露煮。

     

春の風物詩・たらの芽の天ぷらが惜しげもなく2個入っています。

     

信州と言えば蕎麦。山菜もいいですね。それをお稲荷さんにいれた「稲荷蕎麦」にしたところはなかなかのアイデア。

     

「あずみ野四季彩」は2006年中は記念駅弁として掛け紙に「大糸線開業九十周年記念」の文字が入っているということですが、年が明けると通常の駅弁として売られ続けるそうです。

     

乗る予定だった13時57分発「スーパーあずさ22号」が帰省Uターンと諏訪湖の花火大会への客で異常に混んでいたため、3分後に発車する臨時の「スーパーあずさ52号」へ変更。おかげでガラガラの車内。最高でした。次はその花火大会に関連した年に1度だけ売られる駅弁をゲットします。


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