２００６年８月１５日、日帰りで「青春１８きっぷ」使用を中心とした、山梨・長野を小海線、篠ノ井線でぐるりと回る駅弁の旅をしてきました。今回の旅のスタートは中央本線の大月駅です。
ここは１９２６年に富士山麓電気鉄道株式会社として設立以来、この２００６年で８０周年を迎える富士急行の大月駅が隣接しており、今回はそれに関連した期間限定のユニークな私鉄駅弁からご紹介いたしましょう。
その名も「食べてミーナ」。２００６年８月１２日より８月末までの毎日、そして９月から１１月頃までの土日休日、富士急行とのコラボレーションでお子様弁当を発売しています。富士急ハイランドに「トンデミーナ」という絶叫マシンがあります。この駅弁はそれにちなんでいるのかな？ 富士急行の大月駅売店にしか置いていませんので、１６時頃には閉まってしまいます。 ７００円。手に入れる方は桂川館への予約で直接購入（朝７時〜１５時半）という手もあります。電話は１５時半まで。０５５−４２２−００４７。
掛け紙は「フジサン特急」。ちょうど大月駅に停車中でしたので一緒に撮れてラッキー。
メインはパンケーキにウインナー入りロールパン。おかずはできたてのからあげ、フライドポテト、カニかま入り玉子焼き、レタス。ぶどうのグミがいかにも山梨県。ソース入れはキティちゃん。フォークが木製というのも素晴らしいと思います。
もともとお子様用の駅弁なので、朝ご飯にはちょうどよい量という方も多いでしょう。巨漢の私にはもちろん少ないですけれど、たまにはこういう洋食駅弁で朝食というのもいいものです。フライドポテトや唐揚げは温かく、朝７時という時間帯ではありましたが予約しておいて良かったと思いました。
下は２００７年８月１４日に購入。パンがおにぎり（鮭と梅干し）に変わり、内容がリニューアルしました。
乗り込んだのは左側の電車。大月発７時１９分、松本行き普通電車。これから西に向かいます。
今回は限られた時間ときっぷを有効に使うために、大月まで最初は自動車での移動でした。私の住む街から富士山の反対側のこの山間の町まで自家用車でぴったり１時間。今後、山梨・長野方面の旅行は大月駅を起点にすると便利だなあと実感できました。
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