近鉄沿線駅弁旅〜その2〜
2008年10月11日から12日にかけて、近鉄沿線を駅弁旅しました。2008年5月、近鉄とJRの共通駅となっている松阪駅に、三重県内の高校生グループとのコラボ駅弁ができたと聞き、10月11日にさっそく賞味してみることにしました。
上は2008年10月11日、松阪駅で購入した「五街道彩弁当」。これは2008年5月1日より1050円で新発売の予約駅弁です。「ごかいどういろどりべんとう」と読みます。五街道とは三重県内の伊勢街道、伊勢本街道、和歌山街道、和歌山別街道、熊野街道のこと。
地球にやさしい竹籠の容器に地元ならではの食材を色とりどりに用いた「おふくろの味」=「和」の弁当のようで、もちろん松阪の黒毛和牛も入っています。地元高校(三重県立相可高等学校)食物調理科調理倶楽部とのコラボ駅弁でもあります。
しおりにはこの駅弁のこぼれ話が書かれています。常夜灯、道標の説明に加え、ごま風味のあっさり牛肉煮をはじめ、煮物を中心とした優しい味が胃袋にも心にも染み入ります。
下は2008年5月6日、道風ライナーさんが松阪市内で開催された宣長まつりの会場で購入した「五街道彩弁当」1050円。
「5月6日宣長まつりの会場で購入。1050円。松阪牛肉・卵焼き・しいたけ・れんこん・鶏団子・ごぼう・かまぼこ・こんにゃく・小松菜・さくらふ・にんじん・ミニ大福・梅干が入っています。
会場での販売の様子です。道風ライナーさん、貴重な画像どうもありがとうございました。
下は1970年〜80年前後のものか。「御料理」。まだ多気駅でも駅弁が販売されていたころのもの。これは駅弁用というよりも仕出し弁当用の掛け紙ではないかと思われます。本居宣長のイラストが描かれています。
2008年10月11日に話を戻し、「五街道彩弁当」はその名にふさわしく、五街道から松阪に集まった地元の食材が彩りよく詰まった駅弁です。もちろん高校生のアイデアと調製元である駅弁あら竹の技も。
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