2004年8月2日購入の「極上松阪牛ヒレ牛肉弁当」。知る人ぞ知る10500円の豪華駅弁です。

      

弁当箱の大きさが横35センチ、縦25センチもありました。松阪牛の品質規格の中でも最高ランクのA−4とみなされた、正真正銘、極上の松阪牛ヒレ肉を使用し、網焼きにした上で秘伝のタレとからめています。3枚入っていました。

      

ナイフは必要なく、箸で十分に切り分けることが出来ます。口の中では舌の上で肉をころがせばじゅわぁぁっととろけていくようでした。

      

特製タレとの相性もすばらしいです。個人的には塩とこしょうだけでも十分おいしくいただけると思います。

   

俵型御飯の上にも工夫が見られ、南高梅、松阪牛そぼろ煮、桜の花びらなどがのっています。

   

その他のおかずは車海老の煮付け、真イカの黄身焼き、子持ち鮎の甘露煮など多彩。嬉しいのは、変に見てくれを重視したような懐石風にお高くとまるのではなく、あくまでも駅弁としてのぬくもりを大切に作り、しかも素材にこだわっているところです。これぞ王道を行く駅弁と言えましょう。

   

下は「松阪牛証明書」です。わざと少しぼかしてあります。

         

原則は1週間前、できれば2週間以上前までの予約が必要ですし、納得のいく牛肉が手に入らなければお断りすることもあるようですので注意が必要です。

              

下は2008年1月14日、京王駅弁大会で購入した「松阪牛物語」。3150円。2007年の新作駅弁です。加熱式駅弁としては日本一の高額駅弁でもあります。「松阪牛証明書」付き。

   

「松阪牛物語」のA5の肉。さすがですね。箸でも切れるA4まではいかないですが、トロトロの部分が多く、言うことなし。私や私の家族には十分すぎる贅沢です。やはり、肉の駅弁は温められるタイプのものが最高です。

   

ヒモを引っ張って温める前でもこの「照り」ですから、どんな味なのかは想像できるというものでしょう。胡椒があったのですが、子どももいるのでかけないで食べていたらそのまま忘れてしまいました。かけなくても十分においしいです。

   

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