信州さわやか駅弁旅 〜その3〜

2007年9月1日〜2日にかけて、残暑厳しい信州地方をぐるっと回る旅をして、松本駅にやって参りました。ここには私が生まれた1960年よりずっと売られ続けているベストセラー駅弁があります。その名も「月見五味(ごもく)めし」。それが夏からリニューアルしたと聞きましたので、さっそく買い求めてみました。

    

下は2007年9月2日、松本駅で購入した「月見五味めし」。パッケージも内容もリニューアルしたばかりということで、強く勧められましたので購入した次第です。その昔の戦国時代、松本城藩主石川数正が狩りをして、月見櫓で宴会を開いたことに由来しているそうです。

    

価格は20円アップの840円。パッケージには「JR20周年」のロゴマーク入りです。しかし、「JR20周年記念弁当」は特に作らないと言うことでした。そして「4月10日は駅弁の日」の宣伝も加わりました。

    

今回はわかさぎが新たに入ったというのが変更点でしょうかね。あと、豚肉も入りました。牛肉復活だったらもっとよかったのに。。。

    

以下は昔バージョンです。下は2005年4月9日、東京駅で開催された東日本縦断駅弁大会で27年ぶりに購入した「月見五味めし」。

    

容器はプラスチックに変わっていました。それだけでなく、昔は目玉焼きだったのが、いつのまにか、ゆで玉子に。

         

以前あった栗や牛肉は見えませんが、鶏そぼろがいい味出しています。

     

下は1978年1月8日購入の「月見五味めし」。入れ物は陶器です。この当時には鶏スープで炊いたご飯の上に牛肉、筍、海老、錦糸卵などがのっており、真ん中にはうずらの目玉焼きがあって月をイメージ。

          

この駅弁は私と誕生年が同じであることから、どうしても思い入れが強くなります。いつまでも松本駅の名物駅弁として売られ続けて欲しいです。

    


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