販売期間は2月10日〜3月10日の1ヶ月です。
「踊子号」もこの日は花見バスに変身。踊子も忙しい?
伊豆縦貫駅弁行脚〜その2〜
2008年2月24日、一足早い春を満喫しに、南伊豆へ日帰り旅行しました。伊豆急下田駅からスタートして特急ならわずか10分ちょっと。河津(かわづ)駅には今年もこの時期だけにしかない駅弁がありました。
下は2008年2月24日、河津駅で事前予約して購入した「河津桜の里 花見弁当」。1000円。
毎年少しずつ内容が変わっているようではありますが、型を抜いた桜おこわに金目鯛などのおかずというパターンは踏襲されています。
金目鯛西京焼き、海老フライ、白身魚フライ、薩摩揚げや蒟蒻と野菜の煮物、ハーブチキン、菜の花のお浸し、玉子焼き、蒲鉾、わさび漬け、つぼ漬け。地海苔をまぶした御飯は姿を消し、桜おこわには桜葉が載り、さらに桜花の塩漬けが載せられました。
この日の河津桜は6分咲きでした。河津川に沿って桜並木が桜が満開となるのは3月上旬でしょうか。
この限定駅弁は2008年で購入が3回目です。ここで過去を振り返ってみることにしましょう。
下は2004年2月15日、河津駅で無予約購入した「河津桜の里 花見弁当」。
日本一早咲きの「河津(かわづ)桜」で有名な伊豆急行の河津駅。ここに「河津桜まつり」開催中の限定駅弁があります。その名も「河津桜の里
花見弁当」1000円です。
桜花をのせ、梅肉も混ぜた赤飯と地海苔をまぶした御飯が二色御飯でまず綺麗です。おかずは金目鯛の西京焼、いわし煮、いわしボール、菜の花、白身魚フライ、椎茸など野菜の煮物、わかめ、わさび漬けなど。
下は2006年2月22日、河津駅で購入した「河津桜の里 花見弁当」。ちなみにこの日の河津桜は1分咲きでした。これから満開になると川の土手がピンクに染まります。
2004年に購入したときとほぼ同じ内容です。茎ワカメがワサビ茎に変わった程度です。
それからもうひとつ、掛け紙はありませんが、2006年2月22日には「さくら弁当」という500円の限定駅弁(下)もありました。こちらは桜葉をのせた赤飯おこわがメインで、金目鯛の西京焼、椎茸など野菜の煮物、わさび漬けなど、上の弁当と共通するものもありますが、おかずも少なめです。しかし、十分に花見の雰囲気を味わえます。
そして、2008年2月24日にも内容は多少の入れ替えはありますが、ほとんど同じと考えて良いお弁当が売られていました。但し、名前は「桜おこわ弁当」に変わっていました。
2008年バージョンの特徴としては、おこわが梅入りではなくなり、茶めし色になったこと、桜葉が載ってさらにその上に桜花の塩漬けが載せられたことでしょうか。500円。
河津の駅前は毎年この時期がいちばん活気に満ちあふれます。河津桜だけでなく「吊し雛」という雛人形も有名ですから、ひな祭りと一足早い春を味わおうと、多くの観光客が付近の温泉に宿泊しているようです。
伊豆急行の河津駅からはループ橋を経由して天城峠を越え、天城湯ヶ島温泉郷を経て伊豆箱根鉄道の修善寺駅までを約1時間半で結ぶ路線バス(東海バス)が1時間に1本ほど走っています。途中には河津七滝、天城峠ハイク、浄蓮の滝、猪村など、見どころもいっぱい。今回は自家用車で峠を越えますが、温泉や文学の里を求めてぜひお越しください。
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