ぼうけんとしょかんのステージに戻る あくありすらんどに戻る 地元に縁があった『白兎』『但馬』のリバイバルに右往左往した春。。。 その反動か、夏の旅行予定なぞ到底先の話だった・・・。 |
和倉温泉〜穴水にて。きれいな海の景色 |
能登路』急行指定券確保の報告を受け、翌日駅にて保留だった8月8日の窓側2人分往復をキャンセル。その時、このキャンセルしたきっぷの権利を、私の次にキャンセル待ちしている地元の人に譲渡する旨を駅員さんに伝えて。 時は過ぎ8月6日の深夜、旅の約1週間前に金沢の友人に用意してもらった18きっぷを握りしめ、高速バスで三ノ宮へ。さぁ旅の始まり。…何故三ノ宮かって?実は『能登路』旅の前座に『ムーンライト高知』のカーペット車(G車)に乗るぷち贅沢。いやぁ〜、やっぱカーペット車はいいねぇ(*^_^*)これが普通車だったら乗車券叩かないで済んだのに…手持ちのイコカも通用せず本当の贅沢になってしまい、後々の恐ろしい悲劇に。誰が漱石さん1人でそんな目に会うと思うだろうか? |
いよいよ当日。5時頃起床し、KTKの放送開始(トトロの歌を歌っていた人の曲がかかってた)とアンパンマンを見たあと6時頃駅へ。カード販売が7時開始なのに合わせての行動。こうして待つこと2時間、前日懇親会をした金沢の友人達と合流。ついに『能登路』の急行指定券と蛸島までの往復乗車券を入手して、いざホームへ!3番線にはピカピカにお色直しを受けた懐かしい汽車がもうスタンバイ状態。昨年秋にあんなに頑張っていたのが一気に消えて、それ以来何回も惜別乗車して…私をこの世界に誘った翁達が忘れられないのかも。 |
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8時8分、金沢を出発。今回はありがたいことに、いつも購入に四苦八苦している記念駅弁を予約しておいてくれており、難なくゲット!で、中身を見ると…うわぁ〜豪華>(℃°)<
…こんなハイレベルな花見弁当クラスが、1100円!? 凄いっ贅沢だぁー!最近の記念駅弁は趣向が凝らしている気がする。ちょっとバタバタしているあいだにぐんぐん飛ばして、羽咋そして七尾と停車。さすが線路規格がいい幹線、“特急”みたいに七尾線を走破!
→記念駅弁を見る |
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穴水〜甲にて。先に潰された穴水〜輪島の鉄橋。今にでも汽車が走ってそう…。そして能登半島から眺める七尾湾。 |
9時26分和倉温泉に到着、ここから“印籠”の効かない“私鉄”区間。景色を楽しまなきゃ、せっかくの旅が台無し!てなことで、絶景でピロ〜ン、停車駅でピロ〜ン…携帯のメモリ空けといてよかった、ホッ(-.-;) |
こうして、要所要所で観光と行き違いを兼ねた停車を重ね、12時14分終点珠洲到着。駅に掲げられた熱烈歓迎のパネルが少し空しく心に…。約50分後、普通列車に乗って本当の終点蛸島へ。まるで海水浴場近くのコンクリート駅で、周りも普通に民家と畑。終着駅特有の閑散感はあまり感じなかったが、やはり“車”が止めを指したのか…。蛸島から珠洲に戻ると、『能登路』他車両展示会。暑かったけど、貴重な時間が心地よく過ぎていくのを肌で感じる。 | |
珠洲にて。駅構内撮影会でのショット。キハ58・28系『能登路』&『のと恋路号』。『のと恋路号』に使われていた車両、まだ使えそう…。何処かで余生送って欲しいものだ。観光列車には持って来いのハイグレード車! |
15時26分、『能登路』珠洲を発車。駅員さん達が見えなくなるまで手を振ってくれたのが、何か淋しくなっちゃったのは言うまでもない。こうして実質終了。往路と違い復路はまさしく急行!“準急”クラスの特急中心の昨今、フルスピードで駆ける急行は特急のよう。疲れが出てきた車内は静か、寝息もあちらからスースー、こちらからスースー…。自分も時折カックンとなりつつなんとか目開けて金沢まで景色を見届けて、七尾線,旧能登線の踏破完了。 |
18時41分金沢到着。今度こいつに乗れるの何時かな…こんな思いを内に秘めて、食って宿に戻る。 |