下はかつて十和田南駅弁であったころの渋谷弁当部さんの駅弁掛け紙4種です。

 

ふき、わらび、ぜんまいの五目めしである「十和田山菜弁当」をはじめ、ここには紹介できなかった「お茶めし弁当」など、素朴な味と評判の駅弁がこの駅にはあったのですが、2003年10月現在で撤退しており、渋谷弁当部さんは仕出しのみの営業となっています。
「駅弁は旅行客の皆さまあってのお弁当ですが、自動車寄りの旅行となってはローカル線の販売は厳しいのが現状です。十和田南駅もずいぶん縮小されて、朝晩の通勤がほとんどですが、時折観光客の姿を見ると嬉しくて、たまのお弁当の注文があったりすると、がぜん頑張って作っているしだいです。」と渋谷弁当部さん。うれしいお言葉ですよねえ。

           

下の「おべんとう」は1973年頃。200円の上に400円と書かれたシールが貼られています。

         

下は2005年8月にはやしさんが訪れ、お任せで幕の内をお願いしたものです。駅弁としてではなく、仕出し弁当として作ったようですので、過去の駅弁の内容とは違うかも知れません。事前に予約がないと購入できないということです。

                       

※以下は2005年5月22日に書き加えました。
近々この駅を訪問しようとして電話予約したところ、「駅弁はもう作りません。」と丁重に断られてしまいました。非常〜〜〜に残念です。仕出し弁当については続けるらしいので、何とか駅弁もとは思うのですが、そういうことのようですので仕方ありませんね。ローカル線の名物駅弁がまたひとつ完全に姿を消しました。


下は2007年8月6日、はやしさんが購入した「錦木おこわ風幕の内弁当」です。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

         

「渋谷弁当部さんの錦木おこわ風幕の内です。 おこわなので3個以上からの注文となります。 事前に予約して購入。」

         

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