四国旅・駅弁選手権2012
〜その4〜
2012年10月5日から7日まで四国を旅しました。JR四国「四国のランキング」が3回目の今回から「四国の駅弁選手権2012」と名称を変え、10月からスタート。34種類の駅弁がエントリーしています。松山駅ではエントリー駅弁2つを購入しました。
上と下は2012年10月6日、松山駅で購入した「お弁当がんばれ四国」930円。新作駅弁のようで、「四国の駅弁選手権2012」エントリー駅弁でもあります。
2011年の「第1回四国の特産食材を使った駅弁レシピコンテスト」で銀賞を受賞した愛媛県の越智さんが考案したという駅弁(原題は「がっつり男の四国いけてる弁当」)です。考案者は高知に育ち、愛媛に嫁いだ方のようで、受賞時には「四国のおもてなしの心を添えて彩り豊かに特産品をギュッとつめこみました。 」とコメントしています。
ご飯には愛媛県産米を使用。甘とろ豚の麦味噌焼き、じゃこ天、いよかんの愛媛特産に加え、高知の茄子や鰹の角煮、徳島の鳴門金時やワカメ、香川のオリーブ、ちりめんじゃこなど、まあ手の込んだ駅弁です。松山の味を求めるのではなく四国をまるごと味わうのならば、これで十分という感じ。鯛の塩焼きも美味しいです。さすがは鈴木弁当。
松山駅の駅弁売店は1番線ホームに専用売店があり、ここは早朝から品揃えが良いです。改札外のキヨスクでは「醤油めし」と「あな子」、「松山鮓」の3種類が置かれています。
下は2012年10月6日、松山駅で購入した「あな子」(商品表示は「穴子寿司」)770円と「醤油めしおにぎり」(醤油ムスビ)200円。「あな子」については「四国の駅弁選手権2012」エントリー駅弁です。
下はその前身の駅弁。2004年1月13日購入の「瀬戸のあな子」。当時は710円でした。穴子を中心としたちらし寿司です。海老と思われるそぼろに錦糸卵、椎茸、しめじ、人参、刻み海苔などがすし飯の上に散らされています。穴子も肉が柔らかく、蒲焼き風の味付けがなされています。
それが今回(というか、何年か前から生まれ変わり、私も食べていました)「瀬戸の」が取れて「あな子」となりました。ちらし寿司から田舎の笹寿司タイプの配置に変わったような感じですかね。
穴子は柔らかく煮てあり、小骨も気になりません。「醤油めし」同様、ご飯に載せられたサクランボのシロップ漬けが松山駅弁のアクセントとなっています。
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