日本で一番最初に駅弁を売り出したという説のある白木屋ホテル調製の駅弁です。

一番上の「上等御辨当」は昭和初期か。「上等御辨當」の価格は30銭。おそらく昭和6年以降のものと思われます。


その下は「御辨當」20銭。価格と広告から大正11年頃と思われます。「桜の東京へ」と書いてありますが、大正11年、平和博覧会が東京で開催されましたので、その頃の駅弁掛け紙であると思われます。

その下の上から3番目は「上等御辨当」40銭。価格からして大正後期から昭和初期のものと思われます。二荒山神社と大谷観世音が描かれています。

さらにその下は「御辨當」20銭。大谷観世音が描かれています。


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