昭和10年6月2日午前4時。
創業明治38年。昔は甲州街道の難所だった笹子峠で峠の茶屋として営業し、現在はドライブインとなっているみどりやさん。この笹子餅は、笹子峠を越える旅人に、「力餅」として売り出したのが始まりで、中央線の笹子駅でも長く立ち売りされていましたが、現在は無人駅となってしまいました。よもぎを練り込んだ餅の中にはつぶあんが入ってひとくちサイズです。もちろん現在でも駅前の店や車内販売で買えます。大月駅でも見たことがあります。下は2006年4月29日、大月駅の売店の様子。
下は2006年4月29日購入。
左が5個入り、右が10個入りです。一言で言えばあんこが入ったよもぎ餅。
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