昭和初期か。
名古屋の松浦で作られた弁当ということと、戦前らしいということ、「御遷座東京五萬人團參」という弁当のタイトル、「丸に梅鉢」の社紋(神紋)。
どこかの神社のご神体を移し、遷座して東京から(東京へ?)5万人が団体で参詣したらしいこと、以上のことから想像するに、この駅弁は天理教の信者が団体列車で食べた弁当のような気がします。
つまり、東京から団体列車で天理参りをした信者が延べ5万人を超えたので記念の掛け紙にしたのかな。
いずれにしても団体列車で天理に向かう道中の名古屋駅で積み込み、信者が食べた車内用仕出し弁当ということなのでしょう。

あくまでも推測ですので真実を知っていらっしゃる方はお教え願います。


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