もちろん戦前のものですが、これは厳密には掛け紙ではなく、注意書きということだと思います。
「名運事立賣組合」ということで、「名古屋運輸事務所管内立売組合」のようです。
昔の駅弁は御飯とおかずを分けた2段重ねが主流だったのでしょう。「上製」弁当の類がそうだったと言うことです。とにかくおかず折の側面にある金具を起こしてごはん折に引っかけて食べなさい、ということです。
まあ、今考えると重たそうだし、別々でもいいじゃないかという気がしますが、当時はこのスタイルが常識とされたのでしょうね。
一番下の掛け紙が4コママンガ風で一番わかりやすいですね。
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