「貨車」さんよりコメントをいただきましたので紹介します。
この駅は威鏡線から恵山線が分岐してます。今も昔も寂しい地域。確かもうこの辺は満鉄の管理区域になぅてたようです。
さて「北鮮製紙」に限らず朝鮮北部には王子、苫小牧などの大手製紙会社がデカイ工場をもっていました。安東から鴨緑江をはさんで対岸の新義州には王子製紙の一大工場があったそうです。ここらは長白山系の山々からたくさん木材が切り出され鴨緑江をイカダ状にして遡行させていました。
「鴨緑江ぶし」だったか、「白頭山ぶし」にそんな情景が歌われていた、とか。しかしソ連が狙いそうな工場・・・。



戻る
昭和初期か。
北鮮製紙というのは王子製紙系列だそうで、昭和11年10月末に操業開始だそうですから、この掛け紙はそれ以降の時代でしょう。
吉州は現在のキルジュ。ロシアとの国境まで200qくらいの日本海にほど近い町です。