「台北駅地下１階コンコースの鉄路局公営の売店で購入した駅弁です。いわゆるキオスクの片隅に食堂のようなテーブルとイスがあり、乗車せずともこのお弁当だけを目的に訪れる地元の方も多くいました。」
パッケージの電車はＴＥ１０００形電車と呼ばれる台湾鉄路管理局（台鉄）の中長距離用特急電車であり、「太魯閤号」と呼ばれて親しまれているのだそうです。日本のＪＲ九州８８５系特急電車をベースに設計されました。台北〜花蓮を２時間で結ぶ能力を持っているとのこと。
中身ですが、いわゆる豚のスペアリブ、つまり骨付きあばら肉がご飯の上に載った「排骨飯」。「ぱいくーはん」、「ぱいこーはん」、「ぱーこーはん」などと発音するようです。
さらに下は「はぼき」さんが２００７年３月７日、台湾・台北駅１階コンコースのセブンイレブンで購入した奮起湖駅「奮起湖鐵路便當」６０元。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。
「台北駅１階コンコースのセブンイレブンで購入したものです。セブンイレブンマークが付いていますが、「駅弁」を意味する「鉄路弁当」の表記のほうが大きいので駅弁の分類に入るかと思います。」
日本でも駅弁屋監修のコンビニ駅弁はありますが、これは台湾版かと思われます。どうやら台湾では２００２年に阿里山鉄道の奮起湖駅にある有名な駅弁をモチーフにした「奮起湖鐵路便當」をセブンイレブンで売り出したところブームとなり、以後、福隆駅、関山駅、池上駅、高雄駅のものがセブンイレブンで売られるようになったということです。また、ファミリーマートなど、他のコンビニでも売られている駅弁があるとか。。。内容はどれも「排骨飯」のようです。
さらに下は「はぼき」さんが２００７年３月７日、台湾・関山駅で購入した「悟餐飯包」６０元。関山駅弁台東關山店の調製です。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。
「有名な池上駅の１つ先、関山駅での立ち売りと今回の掛け紙、その中身の写真です。池上で買いたかったのですが向かいのホームに先着した列車の乗客で売りきれとなり、売り子さんが「関山にどっさり回しておくから！」と（いうようなことを中国語で）いったのでこのような展開になりました。」
台湾で有名な駅弁販売駅「池上」からすぐ近くの關山駅にも駅弁があるようです。見た感じ、排骨飯というよりもチャーシュー弁当のような雰囲気です。豚の唐揚げやサラミソーセージなども見えます。また、煮玉子も台湾の駅弁になくてはならないおかずでしょうか。
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