下は2010年2月21日、長崎駅で購入した「長崎らんたん弁当」。800円。長崎ランタンフェスティバルに因んだお弁当で、2010年はフェスティバル開催中の2月14日〜28日だけに売られたお弁当です。

   

掛け紙に描かれているのは「アミュゴン」。2000年のアミュプラザ長崎のオープン時に登場したドラゴンのバルーン。しばらく消えていたのが2010年の長崎ランタンフェスティバルに合わせて復活したのだそうです。

   

内容はひと言で言えば中華弁当でしょうか。ランタン(中国提灯)のお祭りですから、中国色豊かな灯の祭典にふさわしい中華のおかずが満載。

   

炒飯や青椒牛肉絲、餃子、焼売、唐揚げ、胡麻団子、豚の角煮など。エビチリの下には鯖の立田揚げ?だったかな。中華ちまきもキクラゲ入り。

    

このお祭りはもともと長崎在住の華僑の人々が中国の旧正月(春節)を祝うための行事として始めたものです。現在では90万人もの人が訪れる、長崎の冬を彩る一大風物詩になりました。次はランタンの灯る夜に行かなければ。。。

   

下は2006年12月23日、長崎駅で購入した「卓袱弁当」。長崎の郷土料理を駅弁にアレンジ。画像にカーソルを当ててみてください。

   

かなりのボリュームです。1300円。豚の角煮、白身魚の天ぷら、海老、カニカマ天ぷら、胡麻団子、野菜の煮物、フルーツに至るまで、その昔に唐人がもたらしたと言われている豪華絢爛な料理が盛られています。「卓袱」の卓は「食卓」で、袱は「テーブルかけ」の意味だそうですが、特別な内容の料理というよりも、円卓を囲んで大皿に盛られた料理を直箸で食べるという方法に特徴があるようです。

   

下は2005年1月3日頃、山本町駅(瀬戸鷹)さんが購入。貴重な画像どうもありがとうございました。山本町駅(瀬戸鷹)さんのコメントは次の通り。
「皿うどん」や中華料理は食べたことがあっても、「卓袱料理」は食べたことがなかったので、「ああこんなシロモノなのか・・」と勉強になった一品。中身。やや出島を思わす大きな箱です。さすがに豪勢ですが、値段も¥1,300と豪勢なだけに、やや「中華弁当」の方がお気に入りです。

  

長崎の高級郷土料理である「卓袱」(しっぽく)の雰囲気が味わえる名物駅弁。親子めしとも言える鳥そぼろと玉子そぼろのご飯に、おかずは豚角煮、長崎天ぷらやぶりの照り焼き、じゃがいも饅頭など、卓袱ならではの珍しいものばかり。

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