「韓国在住当時の2002年8月にソウル発釜山行きの無窮花（ムグンファ）号スナックカーにて購入した弁当の写真です。韓国は国土が狭いので、日本のようなご当地駅弁のようなものは基本的になく、この折り詰め弁当と海苔巻きが2本入った海苔巻き弁当の2種類になります。韓国国鉄の食堂車や車内販売を担当しているソウルプラザホテル系列の韓華（ハンファ）商事というところで調製しています。ソウル駅から釜山方向に数百メートル行った右手に調製工場があるのですが、上が白、下がオレンジのツートンカラーのワゴン車を目印にしてみてください。駅までお弁当を運ぶ車です。」
パッケージに描かれた列車は韓国鐵道公社の特急セマウル号。後にこの気動車は快速列車相当である無窮花（ムグンファ）号にも転用されているそうです。ハングル文字で大きく「トシラグ」と書かれているようで、「弁当」を意味するようです。弁当の中身ですが、海老フライ、卵焼き、鶏の唐揚げ、カニ蒲鉾など。アルミカップに入っているのは定番の白菜やイカなど各種キムチのようです。赤と白のパックの入れ物はチリソースだったとか。辛そうなおかずが並びますね。下は「はぼき」さんがこのお弁当を購入したときに乗っていたムグンファ号のきっぷだそうです。
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