2003年5月21日購入ほか。新宮駅「さんま鮨」。

    

1957年にデビューした駅弁。「さいれ」「鉄砲寿司」とも呼ばれるさんまの姿寿司は南紀地方の郷土料理でもあります。これを駅弁風にアレンジしたものです。

下は2007年1月13日、京王駅弁大会で購入した「販売五〇周年記念 さんま鮨」。

   

これは前日の午後に調整した送りの駅弁ですが、シャリの加減が絶妙で、もちろんネタの秋刀魚の〆具合、脂ののり具合など、言うことなくすばらしい駅弁でした。今まで食べた丸新さんの駅弁の中では一番お薦めできると思います。

   

熊野杉と思われる容器も上品な雰囲気が出ていますし、香りもよろしいかと。中に入っている甘夏かと思われた柚子も非常に酸っぱくて、口の中が爽やかになって、いい箸休めとなりました。

   

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