ちらしの上にチラホラ見えているのが鱧ですが、湯引きの梅肉和え、鱧煮、抹茶塩をかける鱧天など、ねぎぬたなどと一緒に食べる、上品なちらし寿司弁当に仕上がっています。夏が来たと実感させられる内容。
くず餅の手前には鱧の煮付け。これがなかなかの染みこんだ味で美味しかったです。
１９７１年８月１４日。「大阪名物 小鯛すし」。３００円。奈良時代から鯛の漁場として知られた大阪も、今では見る影もありません。白身と銀色の皮に大阪名物の昆布が薄くかかっていた、風味ある押し寿司でしたが、１９８０年代になくなってしまいました。
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