2005年1月29日、相生駅で購入。
山陽新幹線開業30周年を記念して2005年1月23日〜9月30日まで「復刻懐かしの駅弁」と題して新大阪駅をはじめ、新神戸駅、姫路駅、相生駅、岡山駅、福山駅、三原駅、広島駅、新山口駅で期間限定発売された9つの復刻駅弁のうちの1つです。
1975年から1981年まで売り出されていた駅弁です。当時の「ヤング」(もう死語ですね。私も当時はその「ヤング=若者」の一人でした。)に人気のトンカツ(しかも肉厚)をボリュームたっぷりに、これでもか、とのせ、真ん中には缶詰のみかんとサクランボ。その下にはカレー味のキャベツがさあどうぞっ、てなぐあいに敷かれ、これを完食すればもう元気もりもりになれること請け合いの、まさに若向きのお弁当です。ドミグラスソースにグリンピースに福神漬けと、色とりどりではありますが、全体としてみると、とても品がいいとは言えませんね。でも、関西の飾らない洋食の雰囲気が出ていて私はこういうの好きです。
残念ながら私が関西にいた1980年から1986年までの間(売られていたのは最初の2年間)にこの駅弁を食べることはできませんでしたが、四半世紀たってこの駅弁を食べてみるととても懐かしい気持ちになりました。
2005年のキャンペーン中は950円で販売されていますが、1980年頃の当時は500円で販売されていました。西播磨産の柔らかい豚肉を使用しており、今回食べた私のものは冷めてこそいましたが固くならずに美味しくいただけました。
パッケージの表紙にあるアメリカンフットボールのユニフォームが青(母校)だったらもっと懐かしかったのにな〜、残念。
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