２００６年１月１４日、東京駅で購入。

２００５年１１月より東京駅東海道新幹線コンコース売店２カ所で売られている２０００円の高額寿司駅弁。１日の調製数は５０食限定とも言われますが、詳細はわかりません。また、秋・冬だけの期間限定なのか、それ以降も売られるのかについてもわかりません。お品書きには東京サミットで総理大臣主催公式晩餐会の調理担当を任された元なだ万料理長（現かいせき井中居総料理長）が監修の言葉として「秋から冬にかけては、美味しいものがふんだんに揃いますが、食材にこだわり、それらを盛り合わせ（吹寄せて）、お寿司弁当に表現してみました。旅のひとときのお供にして戴ければ、これに勝る喜びはありません。」と書いていますので、もしかすると冬までの期間限定かもしれません。

　　　　

口取りとしては、サーモンを柚子の香りで包んだ柚庵焼きに、栗の甘露煮、黒ごま豆腐、舌でとろけそうな合鴨肉ロース薫製、玉子焼など。焚合としては、菊や里芋、シメジなどの含ませ煮、瀬戸内産のトコブシ旨煮、柔らかく煮た大粒の蛤など。蛸の旨煮が口の中で溶けます。

　　　　

吹寄せちらし寿司は山海のの季節の素材をふんだんに盛り込んでいます。トロトロの穴子とスモークサーモン、海老、カニ、椎茸、黒豆、絹さや、酢蓮、落花生、玉子カステラ、はじかみ、柴漬け、新生姜など。

　　　　

　　　　

まさに「旬の材」に「匠の技」。至福の瞬間です。これを手に入れるのに１１月から４回売り切れの憂き目にあってきました。午後は夕方４時半ころ入荷すると聞いて、この日は４時４０分に行ってはじめて買うことができました。しかも最後の２個となっており、私の次の人もこれを買ったので、結局１０分で売り切れたことになります。朝見ても、夕方見ても、いつも売り切れなことが多く、手に入れるのは難しそうですが、１度食べる価値はありますので、もしチャンスがあればぜひ購入してください。

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