「さくら」「あさかぜ」が消えて1年、今度は「出雲」とお別れしなくてはならなくなりました。
2006年3月12日、東京駅で購入。
この駅弁はNREが公募した「出雲」の写真を10枚採用し、2006年3月8日〜17日まで毎日掛け紙の絵柄を換えて販売した記念駅弁です。私が購入したのは真ん中の5番目。東海道線真鶴駅付近のS字カーブで撮られたと思われる「出雲」の写真があしらわれています。
中身は沿線の産物である浜松のうなぎご飯、京都の壬生菜漬け、山陰のこのしろ黄身酢かけ、なめことそばの実あえ、鮒甘露煮、とびうお入りちくわ、しじみ山椒とかにほぐし身入り醤油ごはんなどです。
内容の充実ぶりからすれば、1000円という価格は十分に満足できるものと思われます。
ブルトレがどんどん消え、スピードだけを追う世の中がどんどん迫り来るようで、なんだか寂しいですね。次は。。。などとは書きたくもないですが、やがてこのページの下に新たな「さよなら列車」の駅弁を追加しないことを祈っています。
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