「さくら」「あさかぜ」が消えて1年、今度は「出雲」とお別れしなくてはならなくなりました。


   

2006年3月12日、東京駅で購入。

この駅弁はNREが公募した「出雲」の写真を10枚採用し、2006年3月8日〜17日まで毎日掛け紙の絵柄を換えて販売した記念駅弁です。私が購入したのは真ん中の5番目。東海道線真鶴駅付近のS字カーブで撮られたと思われる「出雲」の写真があしらわれています。

   

中身は沿線の産物である浜松のうなぎご飯、京都の壬生菜漬け、山陰のこのしろ黄身酢かけ、なめことそばの実あえ、鮒甘露煮、とびうお入りちくわ、しじみ山椒とかにほぐし身入り醤油ごはんなどです。

   

内容の充実ぶりからすれば、1000円という価格は十分に満足できるものと思われます。

   

ブルトレがどんどん消え、スピードだけを追う世の中がどんどん迫り来るようで、なんだか寂しいですね。次は。。。などとは書きたくもないですが、やがてこのページの下に新たな「さよなら列車」の駅弁を追加しないことを祈っています。

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2005年2月28日。

それぞれの歴史と最後の時刻表が書き込まれています。

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2005年2月24日、リッキー革命さんが購入。

以下はそのコメントです。
「16時頃からの販売と明記されていましたが、十分な量があり、17時過ぎでも問題なく買えました。(9・10番線の売店で購入)。容器は経木で、特製の掛紙につられて買いましたが、内容は古風な幕の内。さつま揚げとさつまいもが花形なので、「さくら」を模しているようです。(以前販売されていた、「復刻昭和弁当」と同じ?)
もうすぐなくなる寝台特急を見に来がてら、お土産として購入するのがよさそうですね。(乗って食べれるなら文句ないけど)」

私も1975年にはじめて博多から沼津まで「さくら」に乗車しましたが、それから30年後に廃止になるとは考えもしませんでした。私にとってはSLがなくなった頃と同等のショックです。