下は2009年6月6日、小田原駅で購入した「小田原おでん福蔵」。

    

小田原駅小田急名産品売店で購入しました。2009年5月中旬より「あじ彩」が調製して1000円で販売しているらしいです。これより少し前のGWには東華軒が「北條五代祭り」を販売しましたが、その時のテーマが小田原おでんでした。

    

その時はあいにく購入できませんでしたが、今回発売の「小田原おでん福蔵(ふっくら)」は21世紀初頭に廃業した奈良駅弁の精宏軒がかつて販売していた名作「おでん弁当」以来の「おでん」を駅弁名にした駅弁ではないでしょうか。

    

すじ(魚のすり身)、海老天魚肉すり身、蒟蒻、人参、里芋、煮たまごなどが入っていますが、梅味噌をつけて食べるというのはユニークです。桜稲荷寿司も入っております。

    

お品書きにもあるように、「かまぼこ」は今から500年ほど前に北条早雲が京都から伝えた練り物だと言われます。この駅弁は「おでん」がメインとされていますが、そもそもの食材である「かまぼこ」の伝統を伝える小田原かまぼこ会社13社が織りなす13種類のかまぼこが味わえるという、一度は食べたいかまぼこ弁当でもあるのです。

    

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