2005年9月10日、熱海駅で予約して購入した「まぐろステーキ丼」。 9月7日より小田原駅で売り出された2005年秋の新作駅弁です。今後、9月中旬以降本格的に売り出され、駅弁大会にも出荷されますので遠方の方も運が良ければ食べられるでしょう。
30℃を超す猛暑の中でこの過熱式駅弁を食しましたが、全く気にならず、むしろ美味しさに感動しました。この駅弁は間違いなく大ヒットする絶品中の絶品です。大船、静岡、新宮、八戸の鮪駅弁には申し訳ないですが、私はこの駅弁が日本一の鮪駅弁だと思いました。
まず、三崎の鮪ステーキが柔らかい。加熱することで、ちょっと和風にアレンジしたように思えるシャリアビンソース(玉ねぎソース)との相性は最高です。さらに、熱で溶けたガーリックバターと、ステーキの下に敷かれた青海苔の合わさった磯の風味がエスカルゴを食べるときと似ていて、優雅な気分にさせてくれます。鮪自体の味よりもメチャウマのソースと濃厚なガーリックバターの味の方が印象深いですが、だからこそ鮪の臭みは全くなく、いかにも脂がのっているような、柔らかくとろけるような食感があり、それだけでもう十分。
また、うれしいことにごはんは2層構造になっていて、その間にはでんぶに近いような細かい鮪フレークがまんべんなく散らされています。そして、とどめの付け合わせ。ちょっと甘めの人参グラッセと舞茸煮がまたホッとさせる味で心憎いです。確実な入手には
予約が無難。
下は2007年1月20日、小田原駅の新幹線改札内売店で購入した「HOT三崎まぐろ
うま辛丼」。
2007年になってから登場したと思われる新作駅弁。新幹線改札内の待合室売店にしかないようです。
ひと言で言うと、まぐろの豆板醤焼きと、竜田揚げの加熱式駅弁です。
ゴーヤ入りの豆板醤焼きは暑い夏に加熱して食べるととってもHOTな気分になれそうです。
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