下は2011年1月9日、鹿島臨海鉄道大洗駅で見かけた「印籠弁当」1000円。2010年1月に水戸駅弁の鈴木屋が廃業して以来、1年ぶりに駅売りとして販売されているのを見ました。

    

店員さんに聞くと、納入は不定期で、大口の注文があった時にこちらにも置いているようだとのことでした。個人で注文予約をする時には10個以上ということらしいです。お弁当の万年堂029−267−5104。

    

私は万年堂の本社に予め問い合わせ、他に注文が入っているこの日ならということで2個予約していましたので、本社まで行って受け取りました。いろいろとお聞きしたかった社長さんにはお会いできませんでしたが、社員によると「印籠弁当」は水戸に観光に来たバス団体客などに納入することが多いようです。内容は従来のものとは多少変わってしまいましたが、嬉しいのは箸袋。なんと鈴木屋さんのをそのまま使っています。「印籠弁当」の登録商標を受け継いだだけでなく、前の会社に敬意を表して魂まで受け継いでいるようで、涙が出そうになるほど感動しました。

    

上の画像が上段です。茨城県産豚肉の梅肉和え、鉾田市産の梅花人参煮、椎茸煮、小美玉市産の卵を使用した厚焼き玉子、がんも含め煮。下段は炊き込みご飯の上に水戸青梅の甘露煮、鉾田市産の人参、椎茸チラシ煮、小美玉市産の卵を使用した錦糸玉子、煮ハマグリ、茹で海老。

    

この「印籠弁当」1000円は大洗駅にはまだ毎日置かれるという状況にはなっていないにしても、いずれそうなるといいですね。また、これを水戸駅に置けないものかとも強く思います。NREさんのご配慮に期待したいところです。お願いできませんか? きっと売れますよ、NREさん!

    

下は2003年12月27日購入した水戸駅「印籠弁当」。その先月に3回ふられていて、やっと手にした駅弁でした。掛け紙はありません。せめて説明書きのしおりぐらいは欲しかったなあと。三段重ねで、上段に豚の角煮、野菜の煮物など、中段に季節の御飯で今は栗めし、下段には手まり寿司が入っていました。フレッシュひたちの車内でいただきました。ま、味は標準といったところ。

                   

この日の常磐線は天気こそ良かったですが、車窓は雪景色のところも。同行した息子は大喜びでした。しかし、場所によって違い、日立にはまったく積もっておらず、土浦には多少積もっていたので、尻込みする息子と少しだけ雪遊び。今年は2度目、ガーラ湯沢以来です。

    

2005年10月23日、ロビンソン百貨店小田原店の駅弁大会で購入。1100円。2004年冬にリニューアルしました。今度は掛け紙というか、パッケージが付きました。

           

ご覧の通りで、中身はまるで別の駅弁に変わりました。今回は納豆(そぼろ納豆)が入ったと言うことが最大のポイントでしょうか。筍、椎茸、錦糸玉子に海老が載ったちらし寿司のお重や、ワカサギ唐揚げ、蓮根、鮭焼き、野菜の煮物が入ったお重、そして豚の焼肉、ごはんの重ということで、今回も三段重ねです。

     

下は2006年11月4日、水戸駅で購入の「限定印籠弁当」。売店の人の話によると、2007年春までの販売だそうですが、詳しいことはわかりません。

   

容器はうす焦げ茶色です。2段重ね。1200円。通常のものよりも100円高いです。

   

舞茸、しめじが入ったきのこごはんはちょっと固めでしたが、たまたまそうなのか、固めにするのが流儀(こだわりの伝承)なのか、よくわかりません。舞茸は歯ごたえも良く、モノは確かなようです。

   

鶏の唐揚げに豚の唐揚げ、鶏の照り焼き、玉子焼き、しょぼろ納豆漬け。

   

下は2007年4月14日、痛筋痒足さんが上野駅旨囲門にてGETした「印籠弁当」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

   

「上段におかず、下段におかずとご飯というのは、「限定印籠弁当」と同じ構図ですが、内容は一部を除いて変わってしまいました。 下段の錦糸玉子の下はしじみの炊きこみご飯でした。価格は1,100円です。」

   

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