2010年3月14日、いすみ鉄道の風そよぐ谷 国吉駅で購入した「房総の里山弁当」1000円。

      

昭和がテーマのいすみ鉄道では昭和初期をイメージした「房総の里山弁当」1000円を2010年3月6日より土日限定で1日8個、風そよぐ谷国吉駅で販売開始しました。

      

内容はムーミン列車の運行開始に合わせて太巻き寿司のデザインをムーミンとしたのが特徴だそうで、嘉例川の駅弁を参考にしたとか。下はムーミン列車です。

      

ヘッドマークは6種類あるそうです。この日はスナフキンとフローレンを見ました。その他にはリトルミー、ムーミン、スニフ、ムーミンパパとママ。

       

国吉駅を探検してみましょう。至る所でムーミンの仲間たちが歓迎してくれます。

       

リトルミーとニョロニョロ、そしてムーミンと記念撮影することもできます。

       

「房総の里山弁当」は駅舎内で売られていました。事前に予約することで駅売りの8個とは別口で買うことができます。予約する場合は0470−87−2660 楽働会まで。

      

駅舎にはムーミンショップも併設されています。ムーミングッズやいすみ鉄道グッズが販売されていました。

       

さて、駅弁を食べてみましょう。房総特有の絵巻寿司になっています。しかもムーミンの顔と花が表現されていて、食べるのが勿体ないくらいです。

      

調製は楽働会。食材は地元のものにこだわり、鶏挽肉とおからのつくね揚げ、里山野菜の煮物、地元産たまごの伊達巻、岬梨の焼き菓子など。掛け紙も付いています。

      

この日のゼリーは地元で採れたトマトでした。素朴な味がしました。また、熊笹の陰に隠れていましたが、岬梨のパイも美味しかったです。

       

駅のすぐ横は広場というか、空き地というか、その一角にはムーミンの仲間たちのモニュメントがありました。

      

そんなムーミンの仲間たちと一緒にツーショットです。この日は菜の花が咲き乱れ、天気も良くて春のそよ風が頬を撫でるように心地よい1日でした。

       

「風そよぐ谷」と言うほど「谷間」ではありません。むしろ平野というか、里というか。。。ですが、ムーミンが好きな人にはたまらない場所であることは間違いなさそうです。

       

鄙びたローカル線の景色です。だから廃止の危機を迎え、その起死回生策として2009年10月1日より、いすみ鉄道ではムーミン列車を走らせるようになったとのことです。

       

スナフキンのいる広場から国吉駅の駅舎を眺めています。この駅弁販売がいすみ鉄道の再生につながるといいですね。皆さんもメルヘンの世界に訪れ、ぜひこの鉄道と駅弁を応援しましょう。

      

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