下は2010年5月23日、東武鉄道北千住駅の1,2番線ホーム売店で購入した「千寿ゆば こだわりの21品目御膳」1260円。
この駅弁は「千寿ゆば駅弁シリーズ」の中の3種類の1つとして2010年4月28日より期間限定で東武伊勢崎線北千住駅1階下りホーム売店「ACCESSとーぶ」で発売されました。
見た感じからして「駅弁」と言うより高級料亭の作る「速弁」に近いと感じました。実際に食べてみてもそんな感じです。つまり、駅弁の域を超える洗練された美味しさがこの弁当にはあります。この質と内容で1260円なら安いと思います。ご飯は五目ご飯と豆ご飯。
こだわりぬいた北千住の新名物として評判が上がりつつあるこの弁当3種は「北千住の名物となりうる本格志向の駅弁を作ろう!」というコンセプトをもとに開発した北千住駅限定の完全オリジナル弁当だそうです。
ゆば含め煮、ぜんまいゆば巻など、利根川地下140mを流れる伏流水を使用して作ったというメインの湯葉はもちろん美味しいですが、その他ではだし巻き玉子の美味しさが際立っています。インゲンごまあえもインゲンの一番美味しい食感を見切った良い仕事をしていると思いました。
松風はドライマンゴーと松の実を入れて鶏肉と味噌で作ったようです。こんにゃく利休煮、鱧かまぼこ、茄子のオランダ煮など、凝りに凝ったおかずが21品目。千住にある宇豆基野(うずきの)ゆば工房(八十嶋)の調製で東武商事が販売しています。
続いて下は2010年5月23日、東武鉄道北千住駅の1,2番線ホーム売店で購入した「千寿ゆば なつかしの18品目弁当」1000円。
こちらは凝りに凝ったというおかずと言うより、揚げ湯葉、湯葉含め煮の他、海老フライ、帆立、厚焼玉子、ひじき、豆富ハンバーグ、鶏の唐揚げなど、なつかしい18品目のおかずが入って1000円。こちらも洗練された味。
ごはんは白飯の上に錦糸玉子や刻み油揚げ、絹さや、クコの実などが散らされて彩りも鮮やか。
最後に下は2010年5月23日、東武鉄道北千住駅の1,2番線ホーム売店で購入した「千寿ゆば丼」840円。シリーズの中では一番の廉価版です。
いやこれは旨い。湯葉の旨さが純粋に堪能できる弁当です。千寿ゆばが食べたいのなら、3種類の中で選ぶとしたら迷わずこれでしょう。
帆立や焼鮭、絹さや、昆布などをトッピングした、あんかけ風のヘルシーな丼ですので女性にも人気が出そうです。お年寄りにもいいですね。
東武鉄道北千住駅1,2番線ホーム売店の売り場はこんな感じです。午後1時20分頃の様子です。これだけ余っているところを見ると、あまり売れていないのかも知れません。素晴らしい駅弁なのに勿体ないですね。なお、NREの駅弁も置かれていました。
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