鵡川と言えばシシャモ。その甘露煮や日高沿岸の鮭の酒蒸しがメインの駅弁でした。
1985年にTBS東芝日曜劇場「おふくろの青春」でこの駅弁屋さんの主人母子が主人公になりました。駅長を務めていた初代から4代目に至る駅弁屋一代記のドラマでした。

2004年10月現在では苫米地商店は、今も駅の横に有り「四季の館」(鵡川の公共温泉施設)の中でも営業しています。ただ、駅弁はなくなってしまいました。しかし、鵡川町は今でも柳葉魚の町として知られ、道の駅では「シシャモ寿し」が売られています。

下は2006年9月、はやしさんが予約して購入した「シシャモ入り御任せ幕の内」。

貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

 

鵡川駅前にある元駅弁屋、苫米地商会さんにお願いしたシシャモ入り御任せ幕の内です。 注文の際にシシャモを入れて欲しいと申し込めば1000〜2000円の御任せ弁当を作って貰えます。 前日の午前中までに予約し、受取りは11時以降に駅前調製所か道の駅のレストランたんぽぽで。

 

なんと言っても日本一美味しい鵡川シシャモの甘露煮です。 当時の駅弁に使っていた物と同じ味です。

 

とても美味しかったです。 むかわ町内の中でもシシャモの甘露煮を昔ながらの製方で作っているのはこの苫米地商会さんだけだそうで、他は業務用のタレで漬けますが、苫米地商会さんは自家製のタレを使い手作業で手間隙掛ながら少量を生産するそうです。

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1976年8月1日、Yaccor35さんが購入。


このラベルは学生時代にYaccor35さんが北海道のえりも町にコンブ取りの長期アルバイトに行った帰りに食べた思い出の駅弁です。
なお、「苫米地」は「とまべち」と読みます。