下は2004年12月末、呉出身の職場の同僚が帰省した際、山崎家の本社で思いがけずもらえた古い掛け紙です。おそらく1980年代後半から1990年代にかけて使用された掛け紙であると思われますが、詳しいことはわかっていません。
「かきめし」はおそらく炊き込みごはんの上に牡蛎の甘辛煮がのっている弁当だと思われます。
そして2007年2月13日、転勤で呉に帰ってしまった元同僚が購入した「たきこみ弁当」。掛け紙はありませんし、容器も安っぽいですが、なんとか駅弁のスタイルをしている冬季限定のお弁当を手に入れてくれました。
以下はコメントです。
「八角弁当の後継機(?)と山崎家が位置づけている「たきこみ弁当」を入手いたしました。駅弁ではないので,掛け紙も何もない,プラスティッキーな普通のお弁当です。しかしながら,普段店売りしているものではないようで,予約を入れて初めて手に入れることができました。内容的には,トンカツや牛串,魚の南蛮漬けなど,盛りだくさんで満足いくものです。値段も850円と,少々高めでした。山崎家は駅弁から撤退したものの,街には弁当売りのスタンド(?)が何カ所かあり,お弁当や惣菜を販売しています。コンビニ弁当とは違うクオリティの高さが売りで,ちょっと特別感のある弁当屋となっています。同僚も,山崎家の弁当はうまいと言っておりました。実際,なかなか旨い弁当でした。ただ,この内容で冬季限定販売なのかが判然としません。冬しか手に入らない食材は使っていなかったように思います。また,駅弁ではないので当然かもしれませんが,いわゆる地域色のある食材はありません。あえて言えば,紅葉の形にカットされた「ふ」やニンジンでしょうか。」
この画像の提供者であるO氏には2004年の帰省時に「八角弁当」の調査を依頼していたのですが、2度目のトライの年(2005年)に「八角弁当」は製造中止になり、ついでに呉駅の駅弁からも撤退するというショッキングな事実に遭遇してしまったものですから、O氏自身も転勤で呉に帰っていった2006年4月以降にもいろいろと気にしてくれていて、「八角弁当」に代わる特別な弁当を求め、非常に忙しい中、今回が4度目のトライでのゲットだったそうです。貴重な弁当を手に入れてくれて本当にありがとうございました。とても感謝しています。
おそらく上の掛け紙にあるとおり、「ふるさとたきこみごはん」がモデルになっているのでしょう。内容的にもレベルが高そうで、いつか駅売りに復活してくれないかなあと思いました。
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