さよなら急行「みよし号」

2007年6月30日、1985年3月以来22年間の役目を終えた「急行みよし号」のお別れセレモニー。その最期の姿を見届けようと最終日に広島入りしたはやしさんのレポートを広島駅の駅弁とともにご紹介します。はやしさん、貴重な画像および動画、コメントありがとうございました。

    

2007年6月30日、広島駅での花束贈呈。下は発車間際の「みよし2号」。

    

下は折り返しで三次駅2番線に停車している「急行みよし3号」。広島カープ応援をする団体の車輌もありました。通常2両編成ですが、この日は2、3号が6両編成でした。三次駅でのお別れセレモニー動画(はやしさんご提供)はこちら。パソコン画面上部プラウザの「戻る」でお戻り下さい。うまく動画が見えない場合はこちらでご覧ください。

   

左上の画像は三次駅でのセレモニー。「いい日旅立ち」をコーラスしています。右上はキヨスクの弁当コーナー。地元の商工会議で駅弁復活の提案や掛紙を付けて販売する提案が出たそうです。画像右上に「鮎ずし」2尾入り1050円、4尾入り2100円の駅弁もどきが見えますが、これは米の寿司ではなく、おからだということで、滋賀の鮒寿しのような「なれ寿司」なのでしょうか。興味は尽きません。「鮎共販」という会社で作られているようです。

      

上り急行「みよし3号」にて広島に向かいます。発車する動画(はやしさんご提供)はこちら。パソコン画面上部プラウザの「戻る」でお戻り下さい。うまく見えない場合はこちらでお探し下さい。

   

予めこの日、2007年6月30日にはやしさんが広島駅で購入しておいた駅弁「風の暦弁当」。新幹線名店街にある、むさしさんで購入した風の暦の春バージョンです。10分ほどで作って頂きました。

   

見た目も綺麗で美味しかったです。「むすびのむさし」で人気の株式会社むさしの協力を得ているため、おむすびがメインの駅弁です。中国地方の観光地をイメージできる食材がふんだんに使用され、容器包装には竹や紙が使用されるなど、環境への配慮もなされています。

    

この駅弁は2007年4月20日から1日50個限定、1500円で発売されたものです。JR西日本広島支社のCMソングを歌う歌手谷村新司さんが監修し、JRサービスネット広島との共同企画により生まれました。蓋を開けると中には栞があります。

   

今回乗車した「さよならみよし号」の記念乗車証などの配布グッズです。最終「みよし8号」が表示された広島駅ホームLED表示機の動画(はやしさんご提供)はこちら。パソコン画面上部プラウザの「戻る」でお戻り下さい。うまく見えない場合はこちらでお探し下さい。

   

下は「急行みよし」が「快速みよしライナー」となった2007年7月1日、はやしさんが購入した「風の暦弁当」。この日から夏バージョンに変わりました。内容は岡山の煮ごぼう、広島のアスパラ、瀬戸内の子持ちイカ、瀬戸内の小鯵のみりん干し、広島のこんにゃくの刺身、山口のくじら肉、金子みすゞの仙崎かまぼこなど。夏バージョンは春バージョンに比べて見た目が爽やかなイメージとなりました。

     

ちなみに冬バージョンはこちら。2008年3月11日、はやしさんが広島駅で購入しました。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

     

「むさしさん調製の、風の暦・冬です。今回で最終となります。美味しく頂きました。」

     

「急行みよし」の廃止により、1961年に製造された急行用ディーゼルカーキハ58・28系の急行列車がついに全滅ということになりました。この車両は快速として残ってもゆくゆくは新しい車両に置き換わっていくのでしょう。時代の流れですね。寂しいです。

     

最後に、広島駅からの最終8号の出発動画(はやしさんご提供)はこちら。パソコン画面上部プラウザの「戻る」でお戻り下さい。うまく見えない場合はこちらでお探し下さい。


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