下は2010年1月1日、高山駅で購入した「飛騨さるぼぼちゃんのおべんとう」850円。「さるぼぼ」とは、飛騨地方で赤ちゃんの成長を願い与えられた玩具のことです。
ウインナーにハンバーグ、甘栗などのおかずに、おまけにあめ玉がつく、子ども向けのお弁当です。
下は2010年1月1日、高山駅で購入した「開運さるぼぼ弁当」1050円。こちらはもともとの駅弁のリニューアル版です。
とりそぼろにやきとりと、中身もヘルシーな仕上がりとのことです。子ども向けであると同時に、大人でも食べてしまいたくなるお弁当です。
下は2006年9月29日、日本橋高島屋の「飛騨・高山展」にて購入した「開運さるぼぼ弁当」、「飛騨牛入りアツアツほう葉みそ弁当」、「アツアツ豚せいろ」。いずれも10月から現地で新作駅弁として売られる前の先行販売でした。まずは「開運さるぼぼ弁当」1050円。
「開運さるぼぼ弁当」初期バージョンと言えます。まるで昔話の「金太郎」のような印象を受ける容器です。いかにも子供受けしそうですね。
「さるぼぼ」・・・何ともユニークな名前ですが、これは飛騨地方で天然痘の予防と赤ちゃんの成長を願い与えられた玩具だということです。「猿ぼぼ」について詳しく知りたい方は
こちら。この駅弁は「さるぼぼ」が開運の縁起かつぎとしても喜ばれることから、それにあやかって生まれた駅弁です。
中身はとってもヘルシー&子ども向き。とりそぼろにやきとり、玉こんにゃくや野菜の煮物、昆布巻き、海老煮、ゆで玉子など。
先割れスプーンを使用すると思わず童心に帰れそう。金亀館特製「売り子さるぼぼ」ストラップもついています。
続いて「飛騨牛入りアツアツほう葉みそ弁当」1050円。
高山の味噌と言えば「朴葉味噌」。ほおの葉の上で焼く焼き味噌の風味を手軽に味わえます。
飛騨牛ローストビーフ、タケノコなどの山菜が載っています。騨牛のローストビーフがいい色していて、加熱するのがもったいないくらいでした。
朴葉みその香りがほんのりとして、心も温めてくれます。真っ赤なあんずもおいしいですが、がんもどきが名物なんでしょう。
最後に「アツアツ豚せいろ」1050円。
小振りのシュウマイですが、温めるとおいしくなりますね。手作り感がとてもいいです。
飛騨フレッシュポークという豚を約1週間、特製飛騨味噌に漬け込んだということです。
高山駅ホームにある売店です。紅葉の季節から冬にかけて、朴葉みそを焼いて味と香りを楽しみ、心を温かくする飛騨高山の旅に出てみたいものです。
ディーゼル列車から降りて改札口を抜けると、そこには「心のふるさと・飛騨高山」の街並みが待っています。
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