2004年11月18日購入。

静岡県内在住のJerkyさんが「なんでも駅弁情報掲示板」にこの駅弁の存在を教えて下さり、東海軒に問い合わせたところ、2004年11月1日より試験的に毎日30個売り出していると言うことでしたので、さっそく予約して18日に行って参りました。
その前にJerkyさんが15日に購入され、お品書きを掲示板に書いていただいたので、まずご紹介します。

ご飯 柑橘皮炊き込み 甘露煮添え
焼物 鮪照り焼き
    鰻蒲焼き
煮物 鰹の角煮
    桜海老佃煮
    鰯黒半ぺん
    人参
    牛蒡
    蓮根
    葵印元
漬物 小メロン
    山葵漬
    山葵茎
果物 蜜柑

みかん(橘)の炊き込みごはんはほんのりと柑橘系の香りがしました。上にのっている橘皮甘露煮はマーマレードそのもので、甘酸っぱくわずかな苦みがまたいかにも柑橘らしく、なんだかなつかしい気持ちにさせてくれます。

おかずは鰯の黒はんぺん、メロンの漬け物、山葵茎など、静岡を代表する名物ばかり。鰹の角煮は東海軒の自家製です。

全体的に上品で落ち着いた、懐石料理のような雰囲気があり、大人の味を楽しむ駅弁です。手にする前には、聞いただけでミスマッチな印象がありましたし、見た目もかなり派手な駅弁を想像していましたが、実際にはごくごくノーマルな駅弁で、味も東海軒らしく手抜きのないしっかりとしたものでした。


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