2007年9月の1ヶ月間、名古屋駅で発売された「復刻お弁当」。それまでにも鉄道の日に関わる金山でのイベントなどでも売られてきました。今回は4種類の掛け紙を用意したそうです。下は2007年9月22日、名古屋駅で購入した松浦商店創業時(大正12年)とされる「御辨當」。

   

630円でこの内容はかなりのお買い得です。私が購入した時には実演で売られていましたので、ごはんなどが温かく、感動的でした。

   

しかし、掛け紙をよく見ると、あれれれ、左横に見えるのは「停止価格」。これは太平洋戦争の頃の、昭和の掛け紙です。「停止価格」とは、物価高騰を抑えるために政府が決めた価格のことです。昭和15年以降ですね。このことを松浦商店にお伝えしたところ、今後は対処してくださるそうです。

   

下は2007年9月16日、道風ライナーさんが購入したもの。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。

   

9月16日実演コーナーで購入。御飯・焼鯖・白身フライ・玉子焼・牛肉のいため煮・蒲鉾・栗豆・椎茸煮・付け合せが入っています。

   

下は2007年10月6日、はやしさんが金山駅鉄道イベントにて購入。中身は同じです。

   


下は「お弁当 汽車100年」。1973年4月27日か。 この掛け紙は駅弁の世界では非常に有名で価値のあるものです。j松浦商店が鉄道100年の年(1973年、昭和47年)に1年間掛けて発売した19種類の機関車シリーズ「お弁当汽車100年」を1枚にまとめた掛け紙です。

          



 東海の駅弁に戻る   鉄道100年記念駅弁のページへ