2005年7月1日購入。
2005年1月1日より毎月1日(朔日)に限って20個限定で特別に調整される、ナカジマ会館曰く、「とっておき」の駅弁です。
これは一年の計は元旦にあり、そして月の計は朔日にあり、という考え方から、健康に一カ月を過ごせたことに感謝し、新しい月での幸せを祈る気持ちをお弁当に表現したというものだそうです。内容は毎月、その季節に合ったものを中心に変わっていきます。
私は販売初日の2005年1月1日に長野駅を訪れていたのですが、買うことはかなわず、やっと後半戦初日の7月1日にリベンジすることができました。1500円。
二段重の開け方からして駅弁では初体験の方法でしたのでビックリ。これだけでも十分楽しませてもらいました。
2005年7月1日発売「文月」弁当の内容は次の通り。
鮠(はや)の木の芽田楽、あぶり鱧(はも)の梅肉和え、平竹の味噌焼き、煮梅、滝川豆腐。ごはんはカリカリ梅ごはんにしその実ごはんという内容でした。個人的には煮梅が良かったのと、後は鱧です。滝川豆腐豆乳と絹ごし豆腐を寒天ゼラチンで固めたものらしいですが、これもまた面白い趣向だと思いました。また、平竹は前日までに宿泊していた2軒の高原ホテルでも「根曲がり竹」という名称で山採りしたてのものを蒸かしたり味噌汁にしたり天ぷらにしたりして食べていたので、まさに旬のものであるということがよくわかり、これを駅弁に入れること自体感心しました。
下は2005年6月1日に発売されたものの掛け紙です。
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