本日2008年12月3日より冬季限定で新発売された三島駅「長泉旬便り 冬うらら」です。1000円。
11月30日に売店を覗いたとき、12月1日から冬の弁当になると聞いたので、「おおね御膳」ですかと尋ねると、違いますよ、お楽しみに、と言われそのままになってしまっていました。が、今朝の地元新聞に今日から販売開始だと掲載されていましたので、帰宅途中に購入しました。
長泉(ながいずみ)町は三島と沼津の間にある人口5万人弱の町です。その代表駅である下土狩駅は昭和9年に丹那トンネルが開通するまでは「三島」駅だったのです。そんな旧三島駅に思いを馳せて長泉町の特産である(と初めて知った)白ネギとやまといも、そしてこれは少しは知られてきた「あしたか牛」を使用したお弁当です。長泉町から桃中軒に「長泉」をテーマにした駅弁開発が依頼され、JAなんすんの協力を得て2年がかりで完成したと言うことです。
例によって二段重ねで1000円。一の重は白ネギの海老しんじょ巻き、白ネギ入り玉子焼き、あしたか牛のやまといも包み、金目鯛のわさびみそ焼き、鶏の照り焼きなど。二の重はワサビ海苔も載ったあしたか牛とごぼうの混ぜご飯ですが、これだけでおかずがいらないぐらいでした。
間違いなくリピーターになりそうです。そんなわけで、駅弁としての完成度はかなり高いと思います。2月末までに5000個売られるとのことです。
下は1981年1月4日購入の「わさびめし」。わさびの茎を入れて炊き込んだ、ぴりりとしたごはんがわさびめし。おかずは鶏の照り焼き、ワカサギフライ、ますの塩焼き、わさび漬けなど。
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