木曽路ふるさと弁当」は釜飯ふうに炊いた味めしの上に鶏肉、椎茸、栗、筍、蕗などがきれいにのっていました。
「信州牛釜めし」は信州牛がメインで、やはり味めしの上に鶏肉、椎茸、栗、筍、蕗、なめこ、ヒラタケなどがきれいにのっていました。

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1992年(平成4年)1月。松岡弁当部は杉のめんぱを容器にした有名駅弁「木曽路ふるさと弁当」もろとも、駅弁と車内販売から完全に撤退しました。
で、今、松岡弁当部はどうなったでしょう。
答えは、「松岡新聞店」として今もがんばっています。もともと駅弁屋と並行して新聞販売業務も手がけていたようでして、さらに「国鉄山の家」(昭和12年焼失)の経営もしていたとか・・・。

全国に目を向けると、駅弁廃業後、気仙沼駅の「博愛舎」さんは牛乳店、伊勢市駅の「小がわ」さんは貸しビル、明石駅の「きん安」さんはうどん・そば・洋菓子店など、華麗な転身を遂げたところはいくつもあります。そういうところは新たな分野でぜひ頑張って欲しいものですね。

下は1980年代前半の10月10日。