暑い夏にはうなぎが一番。うなぎを食べてスタミナをつけ、暑い夏を乗り切りましょう。

    

「うなぎ」と言えば浜松。そして、浜松の駅弁と言えば誰もが「うなぎ飯」とわかる伝統ある駅弁。もちろん浜名湖産のうなぎを使用しています。左下は1976年3月27日購入の「うなぎ飯」です。

 

保温器に入れるなど、客への心遣いも嬉しい駅弁でした。タレはやや辛めか。右上は1975年1月14日のものです。そして、下は2003年12月5日購入の「うなぎ飯」。

       

赤ワインや白ワインのうなぎ弁当に押されてしまい、電話で予約しないとなかなか買いにくくなってしまいました。最近赤ワインのうなぎ弁当をよく食べているせいか、日本酒のにおいがよくわかりました。

    

下の左側はJR東海になってからしばらく使用していた掛け紙です。そして下の右側は昭和9年のもの。定価は40銭でした。

 

下は2006年7月3日、掛川駅で予約して購入した「うな笑弁当」。

2004年より発売された「うな笑弁当」。「うなしょう」と読みます。2000円の高額駅弁で完全予約。うな重だけでなく、おかずも食べたいという声に応えて生まれた駅弁です。作り方は赤ワイン仕込み。

    

掛け紙は上の「うなぎ飯」と共通ですが、2006年6月現在、自笑亭「うなぎ飯」はすべて赤ワイン仕込みに統一しているようで、したがって上の日本酒仕込み「うなぎ飯」は作られていないようです。伝統の「うなぎ飯」掛け紙は「うな笑弁当」に引き継がれたと言うことになるのでしょう。

    

蒲焼きは2切れ。とても柔らかくて美味しい。赤ワイン仕込みと言っても、うなぎの肉がふんわりと柔らかく仕上がるための作り方であって、醤油タレ味は今まで通りです。私は赤ワイン仕込みになってからここの「うなぎ飯」は飛躍的に美味しくなったと自信を持って言うことができます。

    

おっと、掛川駅を「のぞみ」が通過していきました。おかずはう巻きを筆頭に、季節の野菜の煮物、海老、つくね、わさび漬け、香の物など。

    

反対側に目をやると、天竜浜名湖鉄道の気動車が停車していました。

    

2006年はNHK大河ドラマの影響でにぎわいを見せる掛川駅。駅弁は「一豊御膳」がどこまで売れるでしょうか。

    

煮物は里芋、南瓜、人参、蒟蒻など。

    

鰻の蒲焼きには山椒をかけて食べるのが定番。鰻の味がきりっと引き締まりますね。

    

下は2008年1月20日、HNさんが京王駅弁大会で購入した「赤ワイン仕込みうな丼」。貴重な画像どうもありがとうございました。以下はコメントです。
「毎日、売り切れが早くて買えなかった、浜松「赤ワイン仕込みうな丼」をゲットし、さっそくまだ人の少ないお休み処でいただくことにしました。 見るからにおいしそうなうなぎですが、ご飯が固い! 帰って電子レンジにかければよかったと後悔しました。朝一の購入で、すぐに食べたのにこれでは、加熱式にしたほうがよかったと思います。 素材はいいと思われるだけに残念です。」

    


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