祝 富士山世界文化遺産登録!

新富士駅弁の富陽軒では2013年6月22日にカンボジアでの国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で決定した富士山世界文化遺産決定に合わせて、23日からお祝いの富士山世界遺産決定シールを駅弁に貼っている

    

上は2013年6月24日の新富士駅の様子です。祝世界文化遺産登録の幟が駅だけでなく町のあちこちに見られました。「天晴れ!!富士山弁当」とのツーショットです。

    

上は、日が暮れる前に新富士駅まで「天晴れ!!富士山弁当」を買いに行ってきました。そこに貼られていたシールです。

    

下は、2013年6月24日、新富士駅で購入した「駿河名産つまみ喰い 天晴れ!! 富士山弁当」1000円の中身です。

    

JR東海では2013年7月20日より8月4日までの土日に運転される臨時急行列車「富士山トレイン371」号を記念して、浜松駅、静岡駅、新富士駅、三島駅(沼津駅)にて、本日より8月31日まで期間限定販売しました。自笑亭、東海軒、富陽軒、桃中軒がそれぞれ世界文化遺産に登録された富士山を意識した内容や掛け紙の駅弁を登場させました。下は2013年7月20日、三島駅で購入した桃中軒「急行富士山トレイン371記念弁当」900円。

    

この日は発売初日の土曜日でしたが15時過ぎまで仕事だったため、帰宅途中にまず新富士駅へ急ぎました。しかし、売り切れであえなく購入失敗。予約をすすめられました。上り新幹線ホームの売店には取り置きで2人ほど袋が置いてありました。その後、今度は三島駅へ。午前10時1度の新富士駅とは異なり、夕方の搬入もあったので、何とか購入に成功しました。

    

しらすと桜えびで富士山の雪と山肌を表現し、桜えびのかき揚げやへだトロはんぺん、あしたか牛煮、わさび漬け、みかんゼリーなどで静岡県を表現。その他、野菜の煮物や鯖の塩焼き、玉子焼きなどが入っていました。

    

なかなかの出来だと思うので、7月20日〜8月31日までの期間限定にしないで、通常の上幕の内にしたら良いのにと思いました。

    

続いて静岡駅です。翌日2013年7月21日は朝から東京で所用があり、その後、池袋から西武線で所沢を経由して、埼玉の川越から青春18きっぷを行使して、湘南新宿ライン、東海道線と乗り継いで、静岡へ行きました。内容は普通の幕の内弁当だとわかっていましたので、掛け紙だけを換えてあるなら売り切れはないだろうと判断して無予約で訪れました。そして、無事に購入した静岡駅「期間限定幕の内弁当」750円。調製は東海軒。

    

掛け紙の写真は桃中軒と同じJR東海が提供したものをトリミングしていました。東海軒は日本鉄道構内営業中央会から脱退して久しくなったからか、他の駅弁屋みたいに「急行富士山トレイン371記念弁当」と名乗るのは肩身が狭いということでしょうか、遠慮がちな掛け紙ですね。ちょっと寂しい感じはします。

    

内容はいつもの幕の内です。いつも気になっていたので申し添えると、なぜチキンカツとエビフライがついているのに、ソースではなく醤油を添えているのでしょうか? 不思議です。

    

続いて2013年7月21日に浜松駅で購入した浜松駅「急行富士山トレイン371記念弁当」1000円。

    

二段重ねで、自笑亭の調製です。2013年7月21日のこの日は青春18きっぷでそのまま浜松まで行きましたので、さすがに到着する時間が19時近くになってしまったため、こちらは当日の昼過ぎに事前予約しておきました。でもメイワンの売店には普通に売り切れずに残っていました。というか、消費期限が24時でしたので、夕方の搬入もあるのでしょう。結局、この記念弁当シリーズは新富士駅がいちばん購入難易度が高いと思われます。

    

さて、浜松駅弁の内容ですが、逆さ富士をイメージして、雪の部分はしらすを使用して下は茶飯のものと、みかんご飯に上は普通の白飯のものと2種類。

    

おかずはふぐの天ぷら、桜えび入り団子、あさり煮、わさび漬けで静岡県らしさを出し、野菜の煮物、海老の黄身焼き、煮玉子、焼き鯖、抹茶わらび餅などが入っています。掛け紙の写真は他駅と一緒です。浜松駅の記念弁当は新幹線上りホーム売店で購入し、帰路はさすがに疲れたため新幹線に乗車することとし、その車内で静岡駅の記念弁当といっしょに夕飯としていただきました。

    

下は2013年7月22日、新富士駅で購入した「富士山トレイン急行371記念弁当」。さて、最後の購入となった新富士駅「富士山トレイン急行371記念弁当」900円は、事前に電話予約して仕事帰りの夕方、2013年7月22日にゲットしました。富陽軒の調製です。

    

掛け紙には唯一「祝 富士山世界遺産」のロゴがついています。内容は浜松駅同様、逆さ富士を意識して、こちらは茶飯と白飯です。

    

桜えび富士山かまぼこ、わさびしゅうまい、朝霧鶏の玉子焼き、富士スイーツがんも、わさび漬けなどで静岡県を表現。その他のおかずには鶏の唐揚げ、鮭の照り焼き、野菜の炊き合わせなど。お品書きも付いています。この4種類でフルコンプということになります。

    

下は2008年1月12日、新富士駅で購入した「富士山弁当」。1000円。

    

この日、15時過ぎまで仕事があり、さいか屋藤沢にも京王にも行けなかったので、せめて前日に新発売された地元の駅弁を買っておこうと、仕事帰りに受け取ってきました。売られる数は少ないみたいです。改札外のJRCP売店に置かれるようになれば入手はしやすくなるはずです。 (後に置かれるようになりました。)

    

正式な駅弁の名は「駿河名産つまみ喰い 天晴れ!! 富士山弁当」。由比の桜えび炒り煮、富士宮の手作りこんにゃく粉節煮、蒲原の黒はんぺんフライなど、富士山周辺の地場産品を揃えており、特に朝霧高原放牧豚の味噌焼がメインのお弁当。 長方形の容器にご飯の部分を富士山の形に仕切って入れ、頂上の部分に桜えびを配置することで葛飾北斎の「富嶽三十六景 凱風快晴(赤富士)」をイメージしたそうです。掛け紙は昭和レトロの映画看板を意識しており、なかなか味があります。

    

黒はんぺんフライが厚めでイチオシ。大きくカットした千切り大根も旨い。朝霧放牧豚も味わい深くて大満足の駅弁でした。

    

下は2003年10月11日、新富士駅で購入した「懐石弁当富士」。海老の揚げ物、牛肉蓮根ピリ辛煮、白身魚の南蛮漬け、胡桃入り鶏松風焼き、スペイン風オムレツ、高野豆腐含め煮、季節の野菜炊き合わせ。3連休の初日とあって駅はなかなかいつもより賑わっていました。

       

下は1978年11月12日、富士駅で購入した「富士べんとう」。かまぼこ、焼き魚などの入った幕の内弁当でした。

                

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