▲倉吉線記念館敷地内に展示されているC11
こうして約1時間の見物を終え、鳥取へ。
帰りも例の都市間急行バス…(^_^;)
倉吉線記念館の館内はセルフサービス方式になっており、入館時に自分で電気を点けて退館時に自分で電気を消す。管理は市の委託を受けた地元の人達がしておられるようで、たまに掃除をしに来られる。
倉吉観光の名所にもなっているようで、机上に置かれている何代目かの自由帳には、いろんな来館者のカキコが。展示物は倉吉線ゆかりの品々と当時の写真パネル。終点だった旧山守駅のキハ07には思わずウットリ…(*~_~*)
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天神川を橋で渡り、再び旧倉吉線跡地へ。ここから旧打吹駅までは散歩道として整備され、立派な石畳がぎっしり敷かれている。散歩道が始まってすぐ休憩所になっている旧上灘駅に到着し“途中下車”、10分程くつろいで“発車”。
旧国道313号と並走していた箇所は歩道と一体化しており、とても走り易い。大手スーパーが見えてきたらもうすぐ旧打吹駅の倉吉線記念館。ここから先は前回の訪問で辿ることができなかったため実質終点。
▼倉吉線と三朝方面の県道が交わっていた踏切付近。打吹方面を望む。
▼倉吉線跡地の入口付近。近所の人々の生活に使われているようです。さらにこの画像の先では、車を“路上駐車”している光景も。
実はここ、倉吉駅構内にあった旧倉吉線の敷地を転用したもの。ホーム跡が僅かに物語っているだけで、わからないのが普通。暫く行くと県道を越えた先に意味深な砂利道が登場。そう、ここから旧倉吉線跡地。前回初めて通ったときから2,3年は経っており、もう普通の舗装道路になっていると思っていたため、ちょっとうれしかった。
天神川までの道のりも殆ど確認でき先の自転車で通過。さすがに倉吉駅前から三朝方面に延びる県道は横断歩道を通ったが、漕いでいる足に伝わるリズムは、まるで汽車の中にいるようで…。
2004年8月下旬の土曜日とある用事のため倉吉へ。18きっぷの時期に実費叩いてJRで向かうのは何だかなと思って、月末をもって廃止された鳥取〜倉吉間特急バスに乗車。
高速バスの車体を持て余すささやかな人数を乗せたバスは、鳥取駅前から市内を抜け国道9号へ、そして途中青谷羽合道路を経由し倉吉駅前へ。初めて通った自動車専用道路のそれは、片道1車線のただ高架とトンネルが続く道。信号が無い分確かに早かったが、何か面白味に欠けた。やはりバス旅は各停の路線バスだな。
倉吉駅到着後早速用事をこなそうとするが、横着を神々に見透かされたのか鯖鮨にシールは貼られておらず、5分で終了。このまま蜻蛉帰りはしゃくなので、久しぶりに旧倉吉線を辿ることに決定。近所にある観光センターから自転車を借り、駅前バスターミナルをスタート!